CANON PIXUS IP4100R 排紙トレイエラー対策

CANON PIXUS IP4100Rで印刷しようとすると「排紙トレイが閉じているため印刷できません」というエラーが出るようになり、しばらくは開いているトレイを下方向に押さえてエラーを回避していたのですが、メーカーに問い合わせると修理不能とのこと。買い替えを検討したものの無線LAN対応プリンタは複合機が多く割高につくのでエラー対策を施すことにしました。

左の写真は、左右のパネルを外してから上面パネルを外した状態。左右のパネルは上面左右2ヶ所ずつの爪をマイナスドライバー等で押して外します。爪の位置は、インク交換時に開く上面フタの中に左右1ヶ所ずつ、そのうしろの給紙トレイのフタを開けたところに左右1ヶ所ずつ、各々▼印がついています。上面パネルを外すには背面の爪を左右2ヶ所外せば背面から上面、前面まで一体になって外れます。前面が外しにくいですが、力任せにしなくても、落ち着いてじっくりやれば外れます。

排紙トレイ(前面パネル)に向かって右側のヒンジ部分の奥にセンサーが隠れています。向かって右側のスイッチパネルの裏側に伸びている金属製アームの(本体側の)ビスを1本外すとパネルを上方向にずらすことができ、パネル基板のいちばん下についているセンサーが見えます。(左写真の)ドライバーの先で指しているのがセンサー(マイクロスイッチ)のアームです。このアームが上に押されるとスイッチがONになって排紙トレイが開いていることを検知します。このままでは基板配線に余裕がないため、マイクロスイッチを固定しているビスを回すことができません。配線を外して基板の裏側からマイクロスイッチの位置を調整してやれば修理できるはずですが、わたしはここで決着をつけることにしました。(排紙トレイのヒンジ側に肉を盛る対症療法も考えましたが、盛りすぎるとセンサーアームを折ってしまう可能性がありますし、逆に足りないとトラブルが再発します。)
写真左にマイクロスイッチにつながっている2本の黄色いコードが見えます。そのコードがつながっているセンサー端子をピンセットをはさんでくっつけて、そのまま半田付けしてしまいました。

排紙トレイを閉じたまま印刷して用紙がぐちゃぐちゃになるというヒューマンエラーを防ぐためのフェイルセーフ機能は有難いものの、その機能が故障して印刷不能になっては意味がありません。

元通りに組み直し、 排紙トレイを閉じたままでも印刷できることを確認して作業完了。印刷するときにトレイを開くことを忘れないようにしなければいけません。

以前乗ったことのあるBMW(自動車)ではボンネットがちゃんと閉まっていないとギアが入らないようになっていました。たしかに安全対策としては理解できるのですが、もしボンネットのセンサーが故障したら走行不能に陥ります。メーカーとしては「事故を起こす可能性のある状態で走行させるわけにいかない」という理屈なのでしょうけれど(BMWに限らず)ひとつ間違うと不動車になる電子制御はほどほどにしてほしいと(わたしは)思います。