studio Mでフォルヒ・ギターを買いました

高1の長男は主にMORRIS S-40というアコースティックギターに自分でピックアップを取り付けて使ってきたのですが、「もっと良いギターが欲しい」ということであれこれ探してきました。

ピックアップ付がよければTAKAMINEやYAMAHAがありますし、あとで自分で取り付けるのであればMORRISの上位機種だってあります。ただしカッタウェイ・ボディが条件。わたしが好きなMARTINにはカッタウェイは少ないし、あっても高価です。それならばカッタウェイが標準でラインアップされていて、比較的お手頃価格のチェコのフォルヒ・ギターはどうだろうかと、日本総代理店のstudio Mを訪ね、試奏させていただき、DEPAPEPEや押尾コータローが好きな長男に合うモデルはG23-SRCTと見定めて、次回6月下旬入荷予定分を予約したのでした。

去る7月8日の岸部眞明ライブにあわせてG23-SRCTを見せていただくことにしました。長男は期末試験の勉強をしながら、この日を待ち焦がれておりました。(笑)

名鉄犬山線 布袋駅が最寄駅。すぐ西側に踏切があります。壁面の巨大なギターヘッドが目印です。

ライブは2階のスタジオで行われました。30名ほどで満員状態。アコギのライブは初めてだったのですが、PAで意外に大きな音を出すのですね。岸部眞明さんはフォルヒ(S23-CMCT)でビートルズの「イエスタデイ」やカーペンターズの「イエスタデイ・ワンス・モア」などのカバーも交えて演奏され、楽しませていただきました。長男はずっと岸部さんの手元を見ていたようで「首が痛い」。

最後の1曲だけPAを通さず生音で聴かせてくれたのですが、ピックアップを通した音と生音はまた別です。どちらをどう聞かせたいかによってギター選びやピックアップなどの機材選びも変わってくるのでしょう。

「2本あるけどどっちがいい?」と社長。自分で選んだG23-SRCTを試奏中。じつは前日に長男が「音の違いがよくわからない」と抜かす、いえ、申すものですから普段使っているS-40を持参して引き比べさせたところ「あ、やっぱり音がいいわ」。そりゃそうです。ギターの正面に立つと、ボディが鳴ってサウンドホールから豊かな音が飛び出してくるのがよくわかります。

SRCTというのはスプルース(S)トップのローズウッド(R)サイド&バックでカッタウェイ(CT)モデルという意味。癒し系の柔らかい音が出るのはG23-CRCTのシダートップだそうです。シダーよりスプルースのほうが固いので明るい音が出るとか。

エンドピン部分には直径12mmの穴が開けてあるので、そのままピックアップを取り付けることもできますが、長男はしばらくはこのまま弾くそうです。G23-SRCTは199,500円。彼はこれまでの貯金すべてを投じました。たいした度胸です。良い音、豊かな音、幸せになれる音を追究して楽しんでください。それが「音楽」です。

MORRIS S-40(左)とFURCH G23-SRCT(右)を並べてみました。実際は「2本並べた写真を撮ってメールで送って」と長男に頼みました。

本人いわく「音に関しては本当にブライト。S-40と確実に違うのは、思いっきり弾けばそれに応えてくれること。押尾コータローの「戦場のメリークリスマス」で盛り上がっているところでも、弾く強さに呼応して大きな音を出してくれます。あとはやっぱり「ツヤがある」っていうのが気に入った。ヘッドがS-40よりも黒くて、ペグが金なのも高級感があふれててうれしい」

S-40もトップがスプルース単板、サイド&バックがローズウッド単板/ ローズウッドとなっていて、カタログスペックとしては悪くないはずなのですが、G23と比べるとあまりボディが鳴ってくれません。なにが違うのでしょうか。

彼はギターを弾くだけでなく磨くのも好きなので、艶消しのS-40よりも艶があるG23がうれしいわけです。今日1弦が切れてしまって、予備がないから弾けないとか。それならば磨きましょう!(笑)