BMW ユーザー車検

愛車BMW520iの車検満了日まで1ヶ月を切ったのでユーザー車検に持ち込むことにしました。1995年式なので4回目、9年目の車検。走行距離は57,900km。事前にルッソで車検前点検をしてもらってあります。名古屋ナンバーなので中川区にある愛知運輸支局(陸事)に、事前にユーザー車検予約をしておきました。車検証を用意してテレホンサービス(052-363-5567、2006年2月からは050-5540-2146)に電話して指示どおりプッシュするだけです。土・日・祝を除く10日前から予約できます。午前中に1〜2ラウンド、午後に3〜4ラウンドがあるので今回は2R(10:15受付開始)で行きます。

あらかじめ自賠責保険は24ヶ月分加入(\27,630、現在値上げされています)して証書を持参する必要があります。必要書類はつぎのとおり。

  1. 自動車検査票(審査依頼書)
  2. 車検証
  3. 継続検査等申請書 (OCRシート)
  4. 自動車納税証明書
  5. 自賠責保険証書
  6. 重量税納付書(ピンク)
  7. 点検整備記録簿

1、3、7は用紙販売窓口(13番)で販売しています。6は無償配布です。4の自動車税納税証明書は愛知県内のナンバーであれば陸事の2階にある県税事務所の端末で(登録番号と車台番号がわかれば)取得することができます。また、今年から車検証の備考欄に走行距離(100km未満切捨)が記載されるようになったので、書類にも記入欄が設けられています。メーターの巻き戻しがあれば車検は通りません。

名古屋高速は(路線によりますが)いつもこんな感じです。普通車750円と高いので急ぐときだけ使います。

黄金(こがね)ICで下り、最初の信号を右折、バイパスを左折して環状線をまっすぐ南下すると右手に陸事があります。

自動車検査・登録ガイド
全国運輸支局の連絡先

陸事の北東角にあるテスター屋さん(須崎モータース)に寄って「フルコースでお願いします」。前ブレーキ、後ブレーキ、サイドブレーキ、スピード、排ガス、光軸、サイドスリップをチェックして必要な調整を行なってくれます。スピードテストは40km/hに達するとブザーがなるので、その時点のメーター値を覚えておきます。今回は速度計で40km/hすこし手前でした。光軸はハイビームで検査されるのでロービームには紙を貼って隠します。ここの検査費用は外車の3ナンバーなので3,150円。ぶっつけ本番でも通るかもしれませんし、万一通らなかったときに来ればよいのですが、確実に通したい場合は先にテスター屋さんに寄ります。

写真にあるようにタイヤのホイールキャップはすべて外してあります。ボルトがすべて見える状態にしておかねばなりません。

陸事に着いたら車検ラインのうしろのほうにクルマを停め、事務所の15番窓口で印紙を購入します。継続検査費用が3ナンバーなので1,500円(5ナンバーは1,400円)、重量税は1500kgを超えるので50,400円(1,000-1,500kgは37,800円)です。書類の1と5に印紙を貼って10番窓口に書類を提出します。捺印した書類を返してもらったら車検ラインに並びます。全部で6コースありますが、機械の自動化が進んでいる 3か4コースが楽です。

わたしが入ったのは4コース。手前に2本の白線が引いてあるので、その間にまっすぐ入れます。曲がっているとうまく検査できないことがあります。入口右上の表示装置に緑の文字で「進入」と出たらゆっくり前進します。正面前方の表示装置に「サイドスリップ検査」と出ているはずです。ハンドルを切らないようにゆっくり進み、4輪テスターに前後のタイヤを載せます。あとは表示に従って操作します。スピードテストでは40km/hに達した時点でパッシングします。ヘッドライト検査ではライトをハイビームでつけます。機械が自動で検査する間、待ちます。左右ともOKならば、フットブレーキ検査です。ニュートラルなのを確認して「ブレーキをふむ」と出た瞬間、思い切りブレーキペダルを踏みます。サイドブレーキ検査でも「サイドブレーキをひく」と出た瞬間、力いっぱいサイドを引きます。一度失敗しても「もういちど」と出ますから落ちついて。それでもだめならそのまま前進し、テスター屋さんなどで調整後、もう一度ラインに並んで、そこだけ再検査してもらうことができます。もしも、そのラウンドで通すことができなくても当日中であれば再検査を受けることができるはずです。

4輪テスターを下りて前進すると初めて検査官が出てきます。排ガス検査のプローブをマフラーに挿入し、検査官の指示で灯火類の検査です。ヘッドライト(ロー、ハイ)、フォグ、ウィンカー左右、ハザード、ウォッシャー、ワイパー、クラクション、ブレーキ、バックランプを確認したらボンネットを開けてエンジンの型式と車台番号を確認。ヘッドライトに貼った紙を剥がし、走行距離をチェックしたら書類に合格印を押してくれます。窓ガラスにヒビがあったり、前部ガラスにスモークフイルムを貼ってあるとだめですし、発煙筒を積んでいるかどうかもチェックされます。最後に下回り検査を受ければ終了です。ちなみに、最低地上高が9cm以上ないとテスターにかけることができないのでラインに入る前に検査官に相談してください。6コースのとなりの測定コースに入ることもできます。(そこに以前ガヤルドが入ってましたっけ)。下回り検査が終わったら「自動車検査票」を機械に差し込んで完了印を押します。ここまで10〜15分。

ラインを出てクルマを停め、すべての書類を「総合ボックス」というカウンターに提出すると新しい車検証とシールがもらえます。車検証の記載事項にまちがいのないことを確認しておしまいです。今年から車検シールが新しくなり、ずいぶん小さくなりました。あとで貼り替えておきましょう。今回の継続検査にかかった費用はつぎのとおり。

自賠責保険料   27,630
名古屋高速代750
テスター代3,150
検査登録印紙1,500
重量税印紙50,400
合 計\83,430

これに車検前点検(整備)費用が加わりますが、自分でやったほうが安上がりですし、車検制度の実態を体験することができます。平日にお休みが取れる方は一度ユーザー車検に挑戦してみてはいかがでしょうか。車検を通したからといって安心して乗れるわけではないことが実感できると思います。逆にいえば、ふだんからきちんとメンテナンスしてあるクルマであれば、車検だからといってとくにやることはないはず。BMW520に関しては(通常メンテナンスとして)燃料フィルターとワイパーブレードを交換してもらいました。他は問題なしとのこと。

外してあったホイールキャップをはめ、帰路は高速を使わずのんびり帰りました。エアコンをつけて、お気に入りのCDを聴きながら走っていると、適度に外界と切り離されているので平和です。多少道が混んでもイライラしないで済みます。急発進、急加速は苦手なのでのんびりした運転になって同乗者にとっても快適。わたしがあまり飛ばさないのも、BMW520が家族に評判のよい理由のひとつでしょう。(笑)

2004/05/17