MTB サイクリング

長男の中学進学祝に新しい自転車を贈ることにしました。ところが、どういう自転車がほしいのか訊いても「なんでもいい」と気のない返事。わたしとしてはMTBに興味があったのですが、あいにくMTBがどういうものか、相場価格などなにも知りません。雑誌をみてもピンと来ないので、まず自分用を中古で買ったわけです。

そのMTBに長男が乗ってみて気に入ったようで「ぼくもああいうマウンテンバイクがほしい」。身長はすでに170cmあるのでサイズも大人用でいい。進学祝なので新品がほしいということで、また名古屋市名東区のGIROさんに相談しました。「去年のモデルなら安くできますよ」ということで、後日長男を連れていき「これでいい?」と見せて決定。その場でスタンド、ライト、チェーン錠を追加で購入。本人は「家まで乗って帰りたい」といったのですが、道がよくわかっていない上に日が暮れていたので、前輪だけ外してクルマ(セダン)の後部座席に積んで帰りました。

長男と一緒に山を走ってみたいけれど、わたしのMTBはロード用タイヤがついています。「オフロード用ホイール+タイヤがほしい」とGIROさんで相談したら「ちょうど1セット余ってるから」と譲っていただきました。後輪のはめかえも、ギアを前後とも一番小さなギアに入れた(チェーンが最も緩い)状態でホイールを外せばカンタンでした。リアのホイールを回すと多少左右に振れますがブレーキパッドが当たらないように調整しました。タイヤが変わると雰囲気が変わります。クルマのホイールを換えたときのような新鮮な気分。クルマより気軽に交換できるのがいい。

それまでは自転車で遠くへ行くことなどなかった長男ですが「どこへ行きたい?」と訊くと「牧野が池緑地」。クルマでは何度も遊びに行ったことのある名古屋市東端の緑地公園ですが、さすがに自転車で行ったことはありません。わたしの休日に早起きして出発。上の写真は牧野が池で撮ったものです。池の周囲の舗装されていないところを走るのが楽しかった。わざと水の中を走ったのなんて何年ぶりでしょう。急坂を下るのはお尻をサドルのうしろに落とせばいいのですが、上りではフロントが浮いてしまうのにてこずりました。これは練習が必要です。

第1回MTBサイクリングでは、牧野が池緑地から梅森を南下し、天白川沿いを一旦上流へ。次第に民家が少なくなっていき、牛小屋が見えてきます。川を上ったほうが楽しそうですが、帰れなくなるので下ることにします。川原を走ると両側の土手に遮られてほとんど空しか見えませんし、土手を走れば周囲の道路を見下ろす形になり、普段クルマから見る景色とはちがって新鮮です。疲れたら息子といっしょに土手に寝っころがって休憩。

「空が青いなぁ」
「うん」
「空しか見えないなぁ」
「あたりまえじゃん」
「・・・」

平子橋で天白川を離れ西へ向かいます。呼続(よびつぎ)を過ぎ、東海道本線沿いを北上し熱田神宮へ。長男といっしょに参拝し、彼は厄除けのお守護をいただいてきました。神宮東公園で休憩し、イオン熱田で妻と待ち合わせ、3人で食事して買い物を済ませてから帰宅しました。1:15000地図にヒモをあてて走行距離を測ったところ約33km。よく走ったものだと思うのですが、長男いわく「つぎは40km走りたい!」。マジですか?(苦笑)

つぎの休日には第2回として海(名古屋港)まで行くことになりました。

都合で13時までに帰宅しなければならないので5時起床、6時出発です。家の近くの山崎川を下っていけば海まで行きます。瑞穂陸上競技場のそばを通って、呼続を過ぎ、国道23号線をくぐる頃には川幅も広くなり、港までもうすぐになっていました。できるだけ海のそばまで行きたいので、23号線の港新橋を渡ってガーデン埠頭まで足を伸ばすことにしました。南極観測船ふじの前の広場の芝生にひっくり返って休憩していたときに撮ったのが上の写真です。このときはまだ8時すぎだったので人影もまばら。名古屋港水族館も近いのですが、まだ開館していないので素通り。

帰りは堀川の東岸を北上して名古屋城まで行くことにしました。木場という地名を聞くと東京の江東区を思い出します。実際、川岸に切り出した木材が浮かべてあったりします。しばらく行くと、左が堀川、右が新堀川に分かれます。分かれ目の「七里の渡」(上の写真)で休憩し、国道1号線を横切って、引き続き堀川沿いを北上します。途中、クルマでよく通る交差点を過ぎていきます。長男がへばってきたのとお腹が空いてきたので、西大須公園で「菓子パン休憩」。その後、左手にJR名古屋駅の「タワーズ」を見ながら走るとじきに石造りの城壁が見えてきました。思ったよりは早く着きました。

観光バスが集まる観光地は苦手。正門を横目に見ながら東門まで行って入口で証拠写真撮影。長男に「名古屋城は来たことあるよね?」「覚えがない」というので大人500円、小中学生100円を払って中へ。天守閣は5階までエレベータ、その先は階段。7階の展望台は暑くてたまらず、親子して速攻で失礼しました。その後、北隣の名城公園を抜け、下水処理場の「下水道科学館」を覗いて帰路につきました。今回の走行距離は約39km。やはり腕とお尻が痛くていけません。距離を伸ばすには脚力だけでなくお尻も鍛えなくてはなりません。(笑)

じつは42.195kmを超えたかったのですが及びませんでした。マラソンランナーは偉大です。この距離を自転車ではなく自分の足で走るのですから。「つぎは(名古屋)市外まで行きたい!」とか申しておりますが、わたしの気力と体力が及ぶ限りはお付き合いしましょう。

2004/04/18