Bit Slot 2
1号車は,集電ブラシが薄銅板では接触が悪く,コースでは直線でもほとんど走りませんでした.そこでこの2号車では1/24スロットカーを見習って,銅の網線を使うことにしました.じつは半田の吸い取り線です.

適当な長さに切った吸い取り線をボディ裏側から表へ通します.

単芯のリード線を半田付けし,電池の端子に巻きつけます.

ボディ下部の吸い取り線がレールにうまく当たるように折り曲げて半田で形を整えます.

「今度こそ!」と思ったのですが,これでも接触が悪い.そこでボディ前部にオモリ(磁石)を乗せました.すこしはマシですが,それでも実際にコースを走ることはできませんでした.うまくモーターが回ってもタイヤがスリップするのです.

あれこれ試行錯誤しながら考えたのですが「ちょっと無理があるな」というのが結論です.スロットカーは外部から電源を取りますからモーターの消費電力が大きくてもあまり問題になりません.一方のBit Racerは1回の充電でどれだけ走るかが生命線になります.モーターは低消費電力,つまりは軽量化が必定.

重くてもよいのであれば接触の問題も改善の余地はあるでしょう.しかし,Bit Racerのモーターはトルクがありません.重くなったらアウトです.小指の先より小さなモーターですから無理もありません.

1/43ミニカーにモーターを載せてチェリコのBIG RACINGコースを走らせている方もいらっしゃるようです.たしかにそれくらい重さがあったほうが安定するかもしれません.

JUNE 2001