PLAFIT EXCEL組立ガイド3 〜 フロントまわり編
第3回は「フロントまわり編」です.第1回からごらんになっている方はそろそろ疲れてきた頃ではないでしょうか.今回でタイヤが4つとも付いて,シャーシの格好がつきます.あとひと息です.

▼ ガイド部の組み立て
必要なパーツは黒いガイド,メタル製ガイドプレート,白いガイドワッシャが2枚,銅製のブレードが2つ.
ガイドにプレートをはめて,その上にワッシャを2枚入れます.なぜ2枚なのか理由は聞きませんでしたが伴野社長はこうしているそうです.
ガイドプレートは裏向けに入れて,フロントシャーシに載せたときに当たりのよいようにしておきます.(鉄板をプレス加工してあるのでエッジの丸いほうが表,エッジの立っているほうが裏面です)
ガイドに付いている8mmナットを締めます.
8mmナットを回す工具はメガネレンチでもいいですが,やはりソケットドライバーが便利です.最後の締め付けに力が要るのでラジペンでは疲れます.
ガイドは軽く動くように,ナットを締めすぎないようにしましょう.固くしたほうがコーナーで飛びにくいような気がしますが,どうもそういうわけでもないようです.余談ですが,ガイドが固いとレースでコースアウトした際,コースに戻してもらうのに時間がかかります.
▼ フロントシャーシの組み立て
フロントシャーシの上にガイドプレートを重ねて,裏から6mmネジを2本挿し,脱落防止にセロテープを貼ります.
表からスプリングワッシャを入れて2mmナットで締めます.
つぎにフロントシャーシをメインシャーシに取り付けます.Tバーの前端には取り付け穴が3つ並んでいるので,ここでは真中の穴を使います.
表からスプリングワッシャを入れて2mmナットで締めます.
▼ フロントアクスルの組み立てと取り付け
前輪の取り付けに必要な部品は,フロントアクスルブラケット,60mmのシャフト,ボールベアリング2個,スペーサ−2個,フロントタイヤ2個です.
新品のフロントアクスルブラケットにベアリングを入れようとしても固くて入りません.リーマーという工具で穴をすこし(グリグリと)広げます.ベアリングを無理に押し込もうとせずにリアのときのようにパチッと軽く入るように調整します.
リーマーを持っていない場合,世田谷では伴野社長にあらかじめ広げてくれるようお願いしましょう.
左右のベアリングをはめてシャフトを通したところ.
スペーサ−を噛ませてタイヤを留めます.
フロントアクスルブラケットをフロントシャーシにキャップねじとスプリングワッシャで留めます.あとで車高調整するので軽く締めておきます.
フロントタイヤが付きました.すこしずつ形が出来上がっていくのがうれしいですね.
ガイドプレートとフロントシャーシは衝突したときにずれることが多いので,留めているネジを強く締めておくのですが,締めすぎるとメタルパーツに精密ネジの頭が食い込みますからほどほどに.(ニッケルパーツなら食い込みません)
▼ モーター配線とブレードの取り付け
コース上から電気をもらうブレードも大切な部品.ガイドに差し込む真鍮部分をラジペンではさんでつぶします.折り曲げ部分をすこしふくらませておくのがミソ.ぺったんこにつぶすとガイドからすぐに抜けてしまうのです.
モーターのリード線をガイドの前端に差し込みます.進行方向にむいて右が+(赤),左が−(青)です.逆につなぐとバックしますから注意しましょう.
リード線を挟むようにブレードを差し込みます.
左右とも差し込んでブレードを向こう側に折り込んだ状態.
裏からみるとこのままではブレードが長すぎて左右がショートしそうです.
そこでガイドからはみ出さない長さにハサミでカットします.ブレードの切りくずがタイヤにかからないように注意してください.取り除くのに苦労します.
長さを揃えたブレードの先端をワイヤーブラシでほぐします.ホワっと柔らかく広がる感じにしましょう.
これで完成.ブレードは中央に寄せて,先端を(この写真で見て)上に跳ね上げてください.路面に密着するようにするにはそれでいいですよね? ブレードを左右に広げるのはいけません.正しく接触せずに走ってくれなくなります.
ブレードは消耗品なので,指で押さえてみて弾力がなくなってきたら新品に交換しましょう.レースの前にもかならず交換.
ついにシャーシが完成しました!

ようやくここまで漕ぎ付けました.お疲れさまでした.よくぞ,ここまで読んでくださいました.週末とはいえ,気がついたら午前4時.さすがにわたしも疲れました.(苦笑)

でも,これではまだ走れないのです.最後に「調整編」があります.

AUGUST 2001