新チータモーター温度測定2
「表面温度センサモジュール MT-144」の示す温度が狂ってしまったのはセンサー(サーミスタ)をモーターで押さえたせいでした.先端は非常にデリケートなので押さえてはいけません.抵抗値が狂って使えなくなります.

一方,温度計(MT-144)ごとスロットカーに搭載すると表示が狂ってしまうのは衝撃が強すぎるからでしょう.今回はスロットカーにセンサーだけ載せておいて,停車したときに表示装置をつなぐようにしてみました.

センサーをモーター側面にアルミテープで貼り付け,2.5φモノラルジャックをボディの給油口につけました.
センサーを外すと表示がLOWを示します.抵抗値が最大だからでしょうか.プラグを挿してつなぐと10秒以内に温度が表示されます.
スロットカー温度計です.お部屋のインテリアにいかがでしょうか?(笑)

おなじ温度計をもうひとつ買ってきて,1週間くらい部屋に並べて置いて見比べていました.温度差は概ね2℃以内とわりと大雑把.そもそも表面温度センサーで室温を正確に測ることができるのかどうか疑問もあります.

正確な温度を測るなんて普段の生活ではあまり意識しません.コンマ1℃まで気にするのは体温くらいでしょうか.でも電子体温計は特殊な仕組みで,ふつうの温度計とはちがいます.なにかを測ろうとするとき,信頼できる(基準になる)計器がひとつないとどうにもなりませんね.

それでもおおよその温度は知ることができそうなので,温度センサーを仕込んだPORSCHE962Cをサーキットで走らせてみました.計測は次男に任せたところ,いちばん高いときで63℃でした.放熱板をつけてあることを差し引いてもせいぜい70℃くらいでしょうか.それくらいであれば磁石の磁力が弱まって元に戻らなくなるような温度ではありません.

発熱の原因であるモーターの消費電流を調べてみました.

シャーシでタイヤ空転時,チータは新旧とも約350mA,フォックスが新旧とも約200mA,ラビットが約170mA.これならほとんど発熱しません.

一方,実際にコースを走行させるとチータで最大3A,フォックスで最大2.3A流れました.これは想像以上に大きな電流です.発熱して当然です.スロットカー用のモーターはかなり過酷な使い方をされているようです.

SEPTEMBER 2001