ライト点灯ユニット1
スロットカーはラジコンやミニ四駆とちがってバッテリーではなくコースから電源を供給してもらっています.つまり,電圧低下やバッテリー切れの心配がありません.ですから,ちょっとした電気回路を組み込むのも簡単.調子に乗ると重くなってしまいますが,そこは「お遊び」と割り切って楽しみましょう.

「ライトをつけると(電気を食われて)遅くなりませんか?」とよく訊ねられますが,ブレード(集電ブラシ)からモーターへのリード線が十分な太さがあれば問題ないはずです.わたしは点灯回路の電源はモーターとは別に引き回しています.

なお,電気回路設計については「RUU's Page (RUUの趣味のページ)」のおぐらさんにアドバイスをいただいています.(いつもありがとうございます)

最初は東急ハンズで買った12Vの電球をつけていました.6Vの電球を直列につないでもいいのですが,直列だと1個切れると両方消えてしまうので,12Vを並列にして片方が切れても一方が残るようにしました.ただ,メンテナンスのためにボディを外すたびに配線が邪魔になります.
おぐらさんから「白色LEDを使ってみては?」と聞いて試してみることにしました.千石電商で日亜化学工業の「φ3高輝度白色LED」を1個250円で買ってきました.正面からみるとすごく明るいです.こういう実験には安定化電源(0V〜25V/3A)が欠かせません.
配線をすっきりさせたくてユニバーサル基板に組んでみました.順電圧:3.6V(If=20mA)とあったのですが,実際に通電してみると3.0V/5mAで十分明るい.というわけで,LEDを保護する抵抗値は「オームの法則」から (12V-3V)/0.005A=1800Ω.
ふつうのLEDは2Vで10〜15mAくらいです.それとコースには実際12.5Vくらいかかっていたりするので計算するときは余裕をみてくださいね.
基板が前輪の内側に納まるようにしなければ邪魔になります.
ブレーキをかけるたびに消灯するのを防ぐために電解コンデンサを入れてみたのですが100μFでは1秒しか持ちません.じわっと消えるからまるで電球みたい.黙っていたらLEDだと気づかないかも.もっと大きなコンデンサを入れるにはスペース不足.今後の課題です.
ほら,このとおり明るいでしょう?
回路図にするとこんな感じ.逆流防止ダイオードを入れるべき? 抵抗ではなく定電流ダイオードを使う方法もあるそうです.
万一,スロットカーがコース上で反対向いたり,プラスとマイナスを逆につないでも電解コンデンサが煙を吹かないように逆流防止ダイオードD1を入れました.

つぎはストップランプもつけるぞ!(笑)

SEPTEMBER 2001