スロット四駆−9
ミニFの改造がひと段落したので、久しぶりにミニ四駆に戻ってきました。

第1回スロット・ミニFレース」のときにW氏が持っていらしたミニ四駆は、リアのシャフトとホイールがPLAFITになっていました。「30Tのスパーギアなら入るから」というのです。

「なーるほど」というわけで早速、わたしも真似てみました。下の写真の奥の白いボディのミニ四駆がそうです。リアがアルミホイールになっています。

実際に1/24コースで試走したところ「お、遅い〜」。

ギア比が思うように調整できないため、うまくいきません。これなら「スロット四駆7」までで組んだように、ミニ四駆用ナット止めホイールにPLAFIT F1用リアタイヤを貼った「ノーマルホイール仕様」のほうがいいです。これは元に戻すことにしました。そういえば、W氏も「ミニ四駆のほうはまだセッティングが決まらんで」とおっしゃってましたっけ。

ミニ四駆のギアの仕組みをそのまま使おうとすると微調整が効きません。カウンターギアが3種類くらいしかないので、ピニオンもスパーギアも選択肢が限られていて、最後はタイヤ径で調整するしかありません。

「それならPLAFITのように、シャーシの好きな位置にモーターを置いて、ギアのクリアランスを自由に調整できるようにしたらどうだろう?」

そうすれば好きなギア比を選ぶことができます。というわけで、シャーシをまっ平らにしてみることにしました。それには削る部分が少ないシャーシがいい。スーパーXシャーシは構造が複雑で大変そうなので、タイプ1シャーシの「シャイニングスコーピオン」を使うことにしました。

試作品とはいえ、こんなに大胆に切り刻めるのはミニ四駆ならでは。安価なキットだからこそです。

平らにしたのはいいのですが、シャーシ幅が狭くてモーターを横置きできません。それならばワンプワーゲンのように縦置きにすればいい。手持ちのクラウンギアが大きかったので、シャーシ後端を切断しなければなりませんでした。28Tという小さなクラウンギアならば切らずに済むかもしれません。

モーターブレイス(取付け具)だけでは(走行すると)モーター自体が動いてしまいます。モーターのカンの両脇を押さえて動かないように固定します。ギアの噛み合せはクラウンギアのほうで調整します。ちなみに、ボールベアリングではなくオイルレスメタルを使っています。お気に入りの1台ができたらベアリングを奢ってやります。

ガイドはミニF用ガイド受け具で取り付けました。ネジ1本で取り付けできるしコンパクトなので重宝します。

シャーシを平らに削ったら穴が開いてしまったのでプラ板を貼りました。

シャーシ後端を切り落としたためにボディを固定できなくなってしまい、マジックテープで留めるようにしました。

ボディを塗装して、アクセントにデカールを貼ったらスロット四駆7号機の完成です! スーパーXシャーシよりもコンパクトで可愛いです。

実際に試走したところ、ハイギアードなので十分速いです。8.3秒台が出ましたから、ミニFと張り合えるかもしれません。ただ、このままでは軽すぎてコーナーリングが不安定です。ウエイト調整が課題です。

ミニFよりも、このスロット四駆のほうが速いように見えますが、ラップライムは同レベルです。ワンプワーゲンもそうですが、小さいスロットカーがちょこちょこ走っていると速く見えるのです。危なげにピョコピョコ跳ねるのも、見た目に派手で目立つのでしょう。

仮にそれで8.3秒が出たとしても、きわめて危なっかしい運転を強いられます。ミニFでは楽に出せるタイムが、スロット四駆では非常にむずかしいものだったりするのです。レースで勝つには前者、遊ぶなら後者もいいですね。

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September 2002