スロット四駆−5
Xシャーシが2台、VSシャーシが1台と来て、4台目の「スロット四駆」は、FMシャーシというフロントモーターのシャーシがあるというので作ってみました。

例によって、ナット止めホイールにスロット用タイヤを貼って(HOT STAGEで)カットしてあったのですが、作業が雑でタイヤ径がまちまちだったので、小型木工旋盤を買ってきて削りました。

そこまでしてタイヤ径を揃えたのは四駆にしようと思ったからです。

四駆ということは前後のタイヤ径がおなじでなければなりません。ふつうのスロットカーにはない発想ですし、ミニ四駆の既製品タイヤを使っている分にも問題にはなりません。苦労してタイヤ径を揃えてHOT STAGEで「これで(タイヤは)完璧だ」と試走したところ、ガッガガッガガッガガガガッ…。

四駆にしているのがいけないのかとプロペラシャフトを抜いたのですが状況は変わりません。コントローラを握った途端、フロントタイヤが空転して跳ねるのです。一旦走り出してしまえばちゃんと走るのですが、コーナー手前でブレーキをかけるとまたガガガガッ。「フロントのトラクションが足りないのでは?」と、渡辺店長といっしょにフロントにおもりを乗せたりしてみたのですがあまり変化はありません。

つぎにフロントタイヤを、ナット止めホイールにスポンジタイヤを両面テープで留めたものに交換してみました。これでグリップがすこし落ちましたが、空転がすこしマシになった程度。また、3Ωから15Ωのレンタルコントに変えると、発進時の空転は抑えられましたが、ブレーキング時はおなじことでした。

試しにギアを交換して、ギア比を下げてみたところ、スピードが遅くなって空転はすこしマシになりました。ギア比が高いと空転しやすいの? ふつう実車では低いギアで急に回転を上げるとタイヤが空転しますよね。

その場にいる人たちで「どういうことだろう?」と考えたところ、リアドライブは発進時に荷重移動でリアにトラクションがかかるけれど、フロントドライブは(モーターが載っているとはいえ)荷重が抜けるせいではないかというのがひとつ。もうひとつは、前に飛び出しているガイドをフロントタイヤを回すことでコースに押し付けてしまって、それが抵抗になっているのではないかというのがひとつ。

RRのXシャーシは3Ωのコントローラで気持ちよく走ってくれるのに、FFのFMシャーシはまともに走ってくれません。今回作ったFMシャーシのスロット四駆が、なにかの加減でうまくできていないのかもしれませんが、これ1台ではなんとも言えません。原因はタイヤでもギアでもないとしたら、あとはガイドの位置でしょうか。もう1台のFMシャーシで、もっと前輪の車軸に近づけてみようと思います。

Xシャーシは調子よく走るのですが、おもりを10g程度にして軽くすると急なコーナーでパタンと横転します。軽いだけかと思ったのですが粘りがありません。PLAFITでボディを固定したような感じ。やはりボディが前後左右にある程度動くようにして荷重移動の余地を作ったほうがいいようです。

スロット四駆に改造するためのパーツがHOT STAGEに入荷していますから、興味のある方はお店で作って走らせてみてください。スロットレーシングの入門マシンとしても手頃&手軽なのでお薦めです。

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June 2002