ラビット参戦記3

昨年10月にレジン製「McLaren ELVA」を作ったので四日市(ラビット)の「ヒストリックカーレース」に参加しようと思ったら、12月は「3時間耐久レース」で潰れて、レースデビューが翌年2月になってしまいました。レース中、もしも床に落ちるとレジンボディは割れてしまうでしょうから、ちょっと怖いのですが、飾っておいても仕方ないので走らせてみたいのです。

今年になって四日市に出向いたのは1月の「第5回ミニFレース」のみ。通常レースには一度も出ていません。相変わらず参加者が不足気味らしく、うかいさんからお誘いメールも頂戴しています。McLaren ELVAをデビューさせるべく、今月に入って「Garage KAD」のレギュレーションを見たところ、2月の第3週は「ヒストリックカー、OLDストック、NSX」。

え、NSX !? そんなの去年はなかったぞ。これから作って間に合うのでしょうか?

毎月 第1土曜日ラビット、WRC、Gr-C
奇数月 第3土曜日湾岸GP、NASCAR、GT
偶数月 第3土曜日ヒストリック、OLDストック、NSX

NSXをつくる

どうやらスーパーカーがなくなってNSXのワンメイクレースに変わったようです。これだけ種類が多いとボディを作るのもひと仕事なので、初心者には敷居が高いです。他の参加者の予備をレンタカーとして借りることもできるのですが、毎回借りてばかりもいられません。幸いNSXのキットを持っていたので、むずかしく考えずに手っ取り早く作ることにしました。

アルミスライドマウント指定なのですが(こうするといいと教えてもらったので)L字型の金具を平らに延ばして使います。写真左上は黒い模造紙にドライバー人形を貼ってあります。ボディマウント後、模造紙を裏からマスキングテープで貼ります。作り始めるまでは気が重かったのですが、耐久レース用のザウバーC9を作ったおかげですこし作り込みにも慣れました。

バックミラーをつけても取れてしまうような気がするのですが、他車とぶつからなければ大丈夫かも。ミラーの支柱からボディへ針金を通しておけばよかったとあとで気づきました。リアのマフラーは、クリアボンドでは(グリップ剤のせいで)外れるので、エポキシ系のスーパーXで接着しました。クルマを作るのは大変ですが、四日市のコースは(低電圧のため)スロットカーが壊れにくいのと、雰囲気が堅苦しくないから好きです。

四日市のレースは何事もなく20周して終わるより、多少ハプニングがあったほうが面白いです。なんて不謹慎なことを言ってると、うかいさんに弾き飛ばされたり、自ら「走る核弾頭」になるかも。(笑)

3台を準備

今回エントリーした3台です。McLaren ELVAは110g台だったのをレギュレーションに合わせて(シャーシをニッケルに換えたりして)130gにして、NSXは144g、OLDストックは168g(重い!)です。モーターはOLDストックだけがフォックスで、他はラビットです。

3台ともドライバーが乗ったのは初めてです。とにかくボディを作るのに全精力を投入するもので、セッティングに手をかけるゆとりがありません。ほんとうはシャーシを全部バラして組み直したいし、タイヤだって新品に貼り替えたいのですが「とりあえず走るし」ということで妥協。

ラビット(四日市)のギア比設定

いままでギア比をどれくらいにセットすればいいのかわからず苦労していたのですが、やっと目安を教えてもらうことができました。「Gear Calculator」で右の値に合わせればいいそうです。この値は(リアタイヤ径×3.14)÷(スパーギア÷ピニオンギア) を表わしています。つまり、タイヤ外周÷ギア比です。ギア比は同じでもタイヤ径が大きくなればそれだけ速くなります。
ラビット28.5
フォックス27.5
チータ25.5

たとえば、ラビットモーターを積んだNSXのリアタイヤ径は 24.5mm なので、つぎのようになります。

上表から28.5に近いギアの組み合わせを探して14:38としました。レース前に試走させてみた感じで、もうすこしハイギアードにしたければスパーギアを36に変えましょう。

余談ですが、「Gear Calculator」はJavaScriptで書いてあるので、gear-ratio.htmlを「名前を付けて保存」するか「ソース表示」したものを保存しておけば、インターネットにつながっていなくても計算させることができます。ソースを見ていたら 22/7 というのが出てきて何だろうと思ったら22÷7=3.1428ですから円周率πの代用のようです。どうして Math.PI という数学関数を使わなかったのだろう?

レース当日

レース前に調整したのですが、3台ともいまひとつ。ギア比以前になにか問題があるようです。KADさんのアドバイスでガイド位置をすこし上げてみたらNSXがすこしスムーズになりましたが、まったりとしていて元気がありません。McLaren ELVAとOLDストックはだめ。遅いです。

NSXが4台と、ラビットモータを載せたカウンタックの5台でレース。これも遅かったのですが、無難に外れないように走っていたら決勝では2位になりました。決勝で2位というのは初めてかも。

続いて、ヒストリックカーレースとOLDストックカーレースがありましたが結果は惨敗。今度はシャーシとセッティングに力を入れないといけませんね。ミニFレース仲間のKさん、Iさんもラビットの通常レース仲間に加わったので、参加者不足もすこしは緩和されることでしょう。

余談ですが「昔、ミニFはゴムタイヤでレースをしていた」と聞いたので、ミニFを1台、キット付属のゴムタイヤで組んできたのです。リアタイヤはCRCを吹いて鉄やすりで削りました。CRCでゴムが溶けるので、時間をかければ接地面を平らにすることができるそうです。タイヤ作りが不十分だったので、コーナーでグリップを失ってドリフトするのでスリル満点ですが、走れないことはありません。別売のハイスピードギア(12:36)を入れたので結構速いです。

ゴムタイヤでは、春日井の12Vコースでは暴れてしまってとても走れたものではなかったのですが、四日市の10Vコースであればなんとかなります。あとで気づいたのですが、モーターをラビットではなくF200にすればもっと走らせやすくなるでしょう。昔、ミニFをどんなふうに走らせていたのか、やっとわかったような気がします。

問題はミニFのキットがすでに絶版だという点ですが、春日井のHOT STAGEにはまだ在庫があるはずですから興味のある方はお問合せください。(ミニFレースもよろしく!)