裏「ラビット」レース
10月第1週の四日市ラビットさんのレースは、ラビット('60-'70の国産車)、ラリーカー('80以後)、グループCカー('80-'90代前半)の3つ。ラビット用には 1/24 ニチモ グラチャン・フェアレディ240ZGの製作が間に合わず、ラリーカーはボロボロで恥ずかしいので、今回はグループCカーの TAMIYA PORSCHE 962Cのみ持参しました。

先月同様、ラビットとラリーカーはKADさんのセリカとプジョー206をお借りしました。コースには慣れてきたものの、ちょっとやそっとでは勝てません。みんな速いです。それでもたまにアクシデントが起こるので、巻き込まれなければ上位入賞も夢ではありません。(棚からぼたもち?)

Cカーのギア比は最初12:38にしてあったのですが、それでは他車と差がつきすぎるので14:40で走りました。それでも追いつけませんでしたが、これ以上はブレーキが効かなくなるのでやめました。12Vコースで使った新チータ(モータ)は寿命だったようで、途中からパワーが落ちてしまいました。こうなるとレースというよりクルーズです。

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ギア比はタイヤサイズとの兼ね合いがあるので、人それぞれ。「ここのコースのギア比は○:○でいい」というものではありません。世田谷ではお店でタイヤを作ってくれましたから、ギア比は基本的に12:40でOKでした。そのクルマをHOT STAGEに持ち込むとギア比は12:38あたりですが、HOT STAGEは極端な小径ホイールが多いのでもっとハイギアードになっています。

世田谷と春日井のコース電圧は12Vですが、四日市は10Vです。電圧も極性も走らせ方もまったく異なる2つのサーキットを利用するには、クルマを別々に用意しないといけません。セッティングが異なるので分けておかないと面倒なんです。これがお店(サーキット)ごとにグループができてしまい、お店同士のメンバー交流が少ない一因です。他店で走らせたくても手間がかかるのです。

そういえばTOY STUDIOさんには12/10Vの電圧切替スイッチがあります。世田谷や春日井だってコース電圧を変えることはできるはずです。しかし、選択肢が用意されていると、どうしても12Vを選んでしまいます。比べると10Vでは物足りないのです。ただ、四日市では「ここは10V」という暗黙の了解があるため、それを変えようとはだれも思いません。そのあたりはオーナーの考え方次第でしょう。

ちなみに、四日市のラップタイムもラビットモーターで7〜8秒台、チータであれば6秒台前半が出るようです。世田谷、春日井、四日市とまったく異なるコースなのに、ラップタイムが似ているのが不思議です。

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正規の3レースが終わると「裏レース」が始まります。

うかいさんと1/32のスロットカーを走らせるのですが、それが1/24と逆走になるから「裏」なのです。個人的には、レース後の「お遊び」も楽しみのひとつです。

うかいさんはスケーレックストリックのFORD GT-40、わたしは次男から借りてきたNASCARです。まったく異なる2台ですが、なぜかNASCARのほうが速い。背が高いし、ゴムタイヤなので唐突にリアが流れますが、意外に抜けません。一方のGT-40は抜けやすく苦戦していました。逆走レースでは「表」での屈辱を晴らすことができました。(虚しい)

「黒川さん、逆走が得意ですね」「コース自体にあまり慣れてないから逆でも違和感がないだけですよ(苦笑)」。しかし、スタート地点が下り坂で、その先にいきなりヘアピンが待っているというのは異常かも。でも、TOY STUDIOもスタート即ヘアピンでしたっけ。

FLYはフロントタイヤが左右独立で回転が悪く、スケーレックスのフロントはシャフトで左右がつながっているため、ちゃんと回ります。そのせいか、FLYよりもスケーレックスのほうが速いです。飾っておくにはFLYのほうが断然かっこいいのですが、走らせて遊ぶにはスケーレックスがいいのかもしれません。ガイド交換もスケーレックスはワンタッチです。ガイドが抜けにくいようにと、1/32ガイドを1/24並みの深さに改造してみたのですが、底打ちして跳ねてしまいました。もうすこし削らないといけないようです。

うかいさんもわたしも1/32スロットカーは持っていてもコースは持っていません。だから他のメンバーから「なんで、そんなもん持っとるの?」「いや、かっこいいでしょ?」。いつか1/32コースで走らせようと思って買ったものの、1/24コースでしか走らせたことがありません。ちなみに、知多半島の先端の「チンクエチェント博物館」に行けば、1/32スロットカーのコースがあるそうなので、一度遊びに行きたいと思ってます。

ラビットの中川社長がスケーレックスのパンフを持っていらして「黒川さん、ミニFの代わりにコレのF1でもええんとちゃう?」。1/32を1/24コースで走らせるにはタイヤをなんとかしないと運転がむずかしい(すごく神経をつかう)のですが、遊びとしては面白いです。今度1/32のF1も試してみましょう。ミニFを始めたついでに、新旧PLAFITを含めてフォーミュラマシンをひと通り試してみたいと思っています。

つぎにミニFとミニ四駆を走らせてみました。

コース電圧が低いので走らせやすいです。これなら接戦が繰り広げられるでしょう。最新スロット四駆は気持ちよく走ってくれて、ブレーキングポイントは2ヶ所(ヘアピンとS字の入口)だけでした。HOT STAGEよりもラビットのコースにセッティングが合っているようです。ここでならミニFに勝てるかもしれません。

1/32スロットカーはプラモデル同様、シャーシもプラスチック製です。1/24コースを走らせると軽いためにパタンと横転します。これはプラスチック製シャーシの宿命でしょうか。本来、1/32コースでは磁石でコースに張り付いて走る仕組みになっているので軽くてもよいのでしょう。ラジコン同様、スロットカーもスケールが小さくなるにつれて運転操作がむずかしくなるのかもしれません。

フジミの「所さんのコポルシェ360」をスロットカーに改造しているのですが、ギア構造を生かすのは難しいです。毎度のことながら、ギア比調整とギア鳴りを押さえるのに苦労します。子供が喜ぶオモチャ作りも容易ではありません。PLAFITのMINIシャーシにボディだけ載せれば確実に走るのでしょうが、それでは当たり前すぎて芸がありません。それにボディだけ使うと、他の部品が余ってしまってもったいないです。

最後は「資源の有効利用」と「走り」のどちらを取るのか。

「走ってナンボ」のスロットカーとしては「そこそこのスピードで気持ちよく(愉快に)走ってくれる」ことが最低条件です。そのためにはモーターライズプラモの駆動部分とタイヤを(最新スロット四駆のように)スロットカー用パーツに置き換えてしまうのが折衷案なのかもしれません。