バランス感覚
最近、ほとんどPLAFITを走らせていません。ずっとミニFやミニ四駆にラビットを載せて走らせてきましたから、急にフォックスやチータのPLAFITを走らせると速すぎてついていけません。ラビットのスピードに馴れてしまっています。

PLAFITのF1シャーシのチータをラビットに載せ換えて走らせてみました。これをレンタルコントで走らせたらミニFとどれくらいちがうものか見てみようと思ったのです。ギア比は10:36。思ったより遅くて、ミニFと大差ありません。ただ、走行音は静かで、すごく安定しています。ループも握りっぱなしでOK。

なんだか面白くありません。カンタンすぎます。

試しにミニFに換えて走らせてみたところ(PLAFIT F1よりも)よく言えば軽快、悪く言えば不安定。ループはうまくコントロールしないと飛んでしまいます。でも、こっちのほうがおもしろい。

クルマを安定させれば運転は楽になります。不安定なクルマを速く走らせようと神経をすり減らすよりも、安定したクルマを気楽に走らせるほうがいいでしょう。安定していれば、より強いモーターを載せることだってできます。でも、運転が楽だということと、面白いかどうかは別のようです。

それは実車でもおなじですね。348くらいまでのフェラーリは癖があって疲れますが、ぴたっとシフトダウンが決まったときは快感です。ただ、勝つためにはやっぱりポルシェですかね。

ちょっと脱線しました。

迫力や爽快さという点ではラビットは物足りないかもしれません。でも、ラビット同士でレースをすれば十分盛り上がります。強いモーターでビュンビュン走っているPLAFITもすごいとは思いますが、速すぎてもリアリティに欠けますし、高速になるとプラスチックボディがすぐに壊れてしまいます。

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スロットレーシングを始めた当初は、集中できなくてコースアウトしてばかりでした。

「コーナーの手前ではブレーキをかけること」

そんなことは理屈ではわかっているのですが、実際にはうまくできません。でも、何度も繰り返し練習するうちに身体で覚えていきます。

スロットカーは物理の法則に支配されています。コーナーリング速度には自ずと限界があります。その限界を超えると飛んでしまいます。自分が走りたい速度ではなく、そのクルマの限界速度に合わせた運転をしなければなりません。

運転方法は人によって様々ですが、ブレーキとはトリガーを「離す」ことではありません。「一瞬戻す」ことです。速く走りたければ、トリガーは0.1秒でも長い間フルに握っていなければなりません。離した瞬間に他車に抜かれるのです。極力スピードを殺さないように走るのが速さの秘訣です。

非常に恥ずかしいのですが、ミニFレースに参加してくださる初心者のみなさんの参考になればと思い、わたしのブレーキポイントを図にしてみました。

左下のコントローラ前からヘアピンを通って、バンク下、ストレート下からループ下に入るところでブラインドコーナーになります。ループ下からループ上へ上っていき、全開でストレート上からバンク上へ入る手前で一瞬アクセルを抜いたほうが安定します。バンク上からコント前は下りなのでブレーキが遅れるとヘアピンで飛びます。

ヘアピンの手前のどこでブレーキングするかは、モーターの調子によります。新しいうちはブレーキが効くので思い切って突っ込むこともできますが、ブレーキが効かなくなってくると、いくらか手前でブレーキをかけなけれなりません。

右手のループは上りなので、クルマが安定していれば握ったままで行けますが、無理があれば、途中もう1ヶ所ブレーキを入れるか、ハーフスロットルで抜けてください。上り切ったら即座にフルスロットルです。通常コーナーのクリップポイントを過ぎればアクセルを入れるのですが、タイミングが早いと出口で派手にテールを振ります。これは大きなロスタイムになるので、全体にぎくしゃくしないように、流れるようにスムーズに周回できるように練習しましょう。派手な走り方をしたほうが速そうに見えますが、ラップタイムは縮まりません。

偉そうなことを言ってますが「知っている」のと「できる」のは別です。わたしも思うようにできなくて苦労しています。上達に必要なのは、努力、情熱、センス(才能)の順でしょうか。わたしは努力するしかありませんね。(トホホ)