ぼくの RX-7
わたしが買って帰ったアンフィニRX−7(TAMIYA)とAE86(FUJIMI)を見て,次男が「ぼく,これ作りたい」とRX−7を取りました.

小2でプラモデルをちゃんと塗装して作るのはむずかしいだろうと思っていましたし,本人も小4の兄が作るのを横目で見ながらも面倒がって自分で手を出そうとはしませんでした.それがどういう心境の変化なのか,自分で作りたいといいます.いっしょに買ってきた缶スプレーを見て「そのシルバーで塗りたい」.

なにかを作りたいのなら応援します.RX−7は部品点数も少ないのでちょうどいいでしょう.ボンネットとリアウィングを「プラ大工」で接着する間,部品はわたしが押さえておきました.そしてボディ全体に1000番の耐水ペーパーをかけて塗装準備完了.

赤い樹脂にシルバーを塗ることになるので,下地にグレーのサーフィサーを吹きます.換気扇のそばに臨時塗装ブースを用意して(霧状の塗料を吸い込まないように)防塵マスクをして,左手に軍手をはめて,塗装用の持ち手(棒)を持ちます.その棒の先に両面テープでボディをつけます.

「まず横を向けて,左から右にスプレーを吹きながら動かすんだよ.途中で止めないように全体に薄く塗ろうな」とアドバイスしながら見ていたら,スプレーの押し込みボタンが固くて押せません.仕方ないのでわたしも手を添えて手伝いました.「ほら,行くよ.せーの,よいしょ! もう1回.よし,もう1回」.

ラッカー系の缶スプレーは匂いがきつくて子供たちも嫌がるので,塗り終わったらすぐに塗装済みボディを持って隣室に避難させます.グレーのサーフィサーに続いてシルバーを2回,最後にクリアで仕上げしました.なかなかきれいに塗れました.

あとは前後のクリアパーツの取り付けと,ウィンカー類の塗装だけです.「まだ窓はつけないでね」.窓をつけるのはマウントしてからです.

放っておいたらどうするかと思ったら,自分で説明書を見て「ここをX−6だから,えーっとオレンジで塗るんだって」.必要なTAMIYAカラーを渡したら自分で塗り始めました.

「わ,はみ出しちゃった」「すこしくらい平気だよ.塗り過ぎないようにしたほうがいいかもね」.リアのクリアパーツはクリアオレンジとクリアレッドを塗ってから,GT−Rのように裏にアルミ箔を貼りました.ボディがシルバーなのでそのまま接着してもよかったのですが,接着剤で塗料が溶けると赤い下地が出てくるのであえて貼りました.デカールは兄に手伝ってもらって貼ったようです.(翌日,わたしが知らないうちにまた増えていてビックリ)

その間,長男はモービル1 NSX(TAMIYA)を作っていました.

指定ボディカラーは白なのですが,ちょっとひねってパールホワイトにしました.塗り重ねると上品できれいな色です.ALFA ROMEO 155V6TI,PORSCHE BOXTER,FERRARI F40と,すでに何台か作っているのでデカール貼りも馴れたものです.

プラモデル作りってコツがあるじゃないですか.そういった,きれいに作るコツを教えてやれば子供たちでもちゃんと作れるようになります.うまくできないときは「それならこうしてみたらどう?」と代替案を提示すればいい.「絶対こうでなくちゃだめ」というものではなく,自分が納得できればそれでいいのです.ふたりとも自分たちの工具を持っているのですが,ニッパーの刃が傷んできたのでそろそろ新調してやろうと思います.

わたしはデカールはシンプルなのが好きだし,説明書どおりに作るのは芸がない.自分なりにアレンジしたいし,正直に全部貼らなくても疲れたらやめてしまいます.すると長男もおなじようなことを言うのでおかしかった.

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一応ボディが完成したので,つぎはマウントです.RX−7は本来ラビット用なのですが次男はフォックスで走らせたいらしいので,安定させるためにサイドウェイト(おもり)を付けたい.ボディ幅はなんとかなったのですが,タイヤに干渉しないようにするとボディがシャーシからすこし浮いてしまいます.

マウントにはウレタンゴム片を2段重ねにしてあります.これは伴野社長に教えてもらった方法ですが,ゴム片にG17ボンドを付けるときは,ピンセットでつまんだゴム片をメモ用紙にすこし出したボンドにこすりつけるのです.ボンドが固まり始めるまえの,さらさらのボンドだけ使うのがポイント.こうすると必要な面に均一にボンドを塗ることができます.そして,そのままピンセットでゴム片を押し付けるのです.4個所ともゴム片を置いたらボディ位置を手早く整えます.ボンドが固まるまでの間は修正が効きます.

今回は接着面が狭くて不安定だと思ったのですが,4個所留まっていれば大丈夫みたい.このゴムがクッションになってボディの揺れの緩衝材になるようです.ボディの動きによって,走行中の挙動がおおきく変化するのでおろそかにはできません.

さて,8歳の次男がはじめて自作したスロットカー用ボディも一応マウントできました.このシャーシはF330P4を載せていたもの.長男の新しいNSXボディにはわたしのNSX用シャーシをそのまま使えばいいでしょう.

次回,世田谷にお邪魔するときには子供たちは2台ずつクルマを持つことになります.それ以外にはNASCARが2台とラビットカーが2台.気づいたら自分専用のクルマなんてなくなっていました.家族みんなで楽しむときには独り占めは禁物ですものね.(とほほ)