クルマよりコントローラが大事
ついスロットカーのほうに目が行きますが,じつはコントローラも大切です.

知人とおなじ仕様のF250LMで競争していてどうしても追いつけなくて,クルマを交換してもだめだからコントローラを交換したら「なんだこれ!?」.

レンタルコントとはまったくちがって,すごくスムーズに走るし反応もいい.そのときに知ったのですがコントローラによって抵抗値がちがうのです.レンタルコントは15Ωなのに対して,わたしがそのとき借りたコントローラは3Ωでした.

抵抗値が小さいほうが反応がクイックになるので,ぺたっと低いレーシングカーを走らせるには2Ωでもいいけれど,ちいさなクルマや背の高いクルマを走らせるにはハーフスロットルが欲しいから4Ωくらいがいいとか.

「レンタルコントじゃ話にならない」ということで,わたしは普段3Ωを使っていますが,一度2Ωの特注コントを貸してもらったら,いつものNSXがじつに気持ちよく走ってくれるのです.トリガーをちょっと握るとクルマがすっと前に出ます.実車のアクセルの「ツキがいい」という感覚に似ています.あまり敏感すぎるとぎくしゃくして走りにくくなるのはどちらも同じでしょう.

自分が走らせるすべてのスロットカーに影響を与えるという意味でコントローラは大事です.ふつうのコントローラはクルマ1台分の値段で買えます.マイカーを1台持ったら,つぎはマイ・コントを持つことをお勧めします.

余談ですが,コントローラから出ているコードの黒と白がアクセル用で,いっぱいまで握ると直結になり抵抗を通りません.一方,トリガーを離すと赤がつながってブレーキがかかります.一度試しに赤いワニ口クリップを留めずに走らせたら,カーブまで空走して死ぬかと思いました.まったくブレーキが効かないのはすごく怖い.

写真のタイプのコントローラは抵抗のギザギザ部分を時々1000番の紙やすりで磨いておかないと引っかかるようになるとか.突然トリガーが戻らなくなってクルマが飛び出す事故を防ぐためにも普段から手入れしておきましょう.

コントローラの接触面磨きと,スロットカーのリアタイヤクリーニングは走行前のお約束です.